越前 雪の宿

真咲よう子 越前 雪の宿歌詞
1.越前 雪の宿

作詞:池田充男
作曲:伊藤雪彦

竹がはじけて 雪がちる
胸が泣きます しくしくと
つらい つらいの どうすりゃいいの
思い切れずに また一夜
明かす越前 恋の宿

そっとあなたの 手を握り
熱い私の 胸におく
聞いて ください おんなの声を
死ねと言われりゃ その覚悟
できていますわ はじめから

なにも無かった 朝のよに
罪をうずめて つもる雪
あなた おねがい 呼びとめないで
二度と解かない みれん帯
しめて踏み出す 竹の径(みち)


2.露草

作詞:木下龍太郎
作曲:伊藤雪彦

夜の暗さに つまずきながら
迷い続けた ひとり道
寒いこころに 点(とも)してくれた
夢の灯火(あかり)が 道しるべ
露草 露草 今日からは
お前の愛の 露に咲く

指に触れても 掴(つか)んでみれば
いつもしあわせ 影法師(かげぼうし)
春の遅さを 恨みもしたが
無駄じゃなかった まわり道
露草 露草 今日からは
お前の愛の 露に咲く

ひとりぼっちじゃ 捜せぬ明日(あす)も
きっと見つかる 二人なら
何があろうと 一緒と決めて
すがるその瞳(め)が いじらしい
露草 露草 今日からは
お前の愛の 露に咲く